mercoledì 26 maggio 2010

野草をいただく② Erba di malva



Erba di Malva アオイ科の植物です。
ペットの陸亀の餌としてもよく知られているようです。

このエルバ・マルバの葉っぱを水から煮出すこと10分。
日本茶のような香りの薬草茶のできあがり。
胃腸をきれいにする働きがあるそうです。
すっきりした味わいで、とても飲みやすいです。

venerdì 21 maggio 2010

Bruscandoli~野草をいただく①



イタリア農的生活、野草をいただく第一弾は、Bruscandoliブルスカンドリです。

石垣などにこんもりと絡みついているのをよく見かける、Luppolo Selvatico (野生のルッポロ)というつる性の植物の、先端の部分の呼び名です。

このルッポロ、どうやらビールの原料になるホップのようですね。

ビールの原料になるホップは、鎮静作用やアレルギーを鎮圧する作用が期待されるそうですから、野生のルッポロそのものをいただく場合もそのような効果を期待できるかもしれません。

生でサラダにしたり、塩茹でしてオリーブオイルにからめたり。
リゾットやパスタの具にしても美味しいそうです。

mercoledì 19 maggio 2010

イタリア農的生活~野草をいただく



春になると急激に勢いを増す野の草花。

お散歩をしていると、「これ食べれるよ。」「あれ食用だよ。」と
ご近所さんが教えてくれます。

感動~!! 食べられる葉っぱがこんなに沢山。

イタリアでの健康な食生活や、家計の助けに一役買ってくれそうな野草たち、
少しずつご紹介していきますね。

ただし。。。野草採りには危険がつきもの!!
誤っても毒草を召し上がらないように。

フィレンツェでの野草採りのポイント

1)車道脇に生えてるものは避ける。公園や道端で犬猫がよく来るところも。
2)ビニル袋にいれるとしなびるのが早いので、籠にいれるのがいいです。でなければ紙袋かな。
3)おじいさんやおばあさんをみかけたら、聞いてみる。おいしいレシピも教われるかも。
4)銃声をきいたらその場から離れる(笑)。←フィレンツェ郊外の狩猟禁止区域で狩りをする不届きもののおっさんが多いんですよ。私は歌を歌って「ここに人がいます」と知らせるようにしてます。

では、次回から食べられる野草&レシピのご紹介です。

martedì 18 maggio 2010

アーティチョークの育て方


フィレンツェ近郊バーニョ・ア・リポリの農家 パオロさんに、アーティチョークの育て方を聞いてみました。

多年草のアーティチョーク、暖かい気候を好み、厳しい寒さに弱いです。
水はけ、日当たりのとてもよい場所を好みます。


1)秋10月ごろ苗を定植。1メートル間隔
2)無事越冬した苗は、翌春ひとつぽっきり花咲かせます。
3)7月、干からびて枯れたようなアーティチョークを地面ぎりぎりで切りそろえます。
4)10月ごろ、また青々とした芽があちこち出てきます。一箇所に一株元気そうなのを残して、後は摘んで(カルドゥッチョと呼ばれる部分です)食べてしまいます。←おいしい食べ方訊き忘れてしまいました*汗) ちなみに、このCarducciで株分けすることができます。
5)越冬したアーティチョークは翌春沢山花を咲かせます。
  中央の一番大きい花はマンメ(お母さんたち)と呼ばれ一層重宝されます。
  ちなみにお母さんを早くに収穫すると、脇からぽつぽつ咲く子供たちも道連れに枯れてしまいますので要注意。

*カルドゥッチは、まずレモン汁(または酢水)につけてから、塩茹でして苦味を取ってから調理します。
ニンニクで香り付けしたオリーブオイルでいためて、トマトソースを絡めていただいたりするそうです。

こうして定植2年目以降、毎春新鮮なアーティチョークが楽しめるわけですね。
パオロさんは、「プリーレ、プリーレ」と連発してました。
株の周りをきれいにするのがポイントだそうです。

確かに、我が家のようにほったらかしにすると、2年目にはもうワサワサのアーティチョークジャングルになります。

さて、このパオロさん、実はバスの運転手をされています。
この辺りは農地を持って、別の仕事をしている人がとても多いです。
我が家のお隣さんも、お父さんは警察官(ヴィジレ)のキャリアだそうですが、休日は畑で汗を流し、オリーブの収穫時などは知人親戚集まって作業しています。
イタリア版「半農半X」ですか~。

venerdì 14 maggio 2010

semina di mais da pop-corn


Cari amici della Chioppodue, come staaaateeee???
Piove e piove e continua a ancora piovere...
Dov'é il sole d'Italia?

Con questa clima è difficile anche fare orto.
Oggi ho seminato il mais da Pop-corn.
Potrebbe andare bene per accompagnare il vino!?

ポップコーン用のトウモロコシの種蒔きをしました。
自家製ポップコーンをワイン&アートクラブ キョッッポドゥエのおつまみとしてお出しするのが目標です。
写真は3年前の夏、安曇野地球宿さんでトウモロコシの皮むきをさせてもらったときのものです。

giovedì 13 maggio 2010

半農半画家


「半農半X」という言葉があるそうですね。

やむを得ず「兼業」「かけもち」するのではなく、生き方として「農のある暮らし」を選択し、本業にも生かしていくという考え方。

二束のわらじ、ともちょっとニュアンスが違うようです。

農的生活の中で制作活動に専念する、理想です。
農業も画業も奥の深いふかーい世界。どちらも中途半端にならない様努力していきたいです。

しかし実際は・・・。
久々の晴れ間、放課後公園に行きたいと目をうるうるさせる息子を無理やり説得して
帰宅、ソラマメの収穫しました。
少しずつ、長い間出荷できるように時間差で種蒔きしたのに、なぜかいつも収穫時期が同じになります。
越冬させず、春撒いたものだけ、いま花が終わろうとしていて。
難しいな~。

そしてお土産絵をひたすら描く日々がつづきます。

lunedì 10 maggio 2010

venerdì 7 maggio 2010

アーティチョークで新ビジネスをもくろむ。。。2




こちらは、一袋80セント(約100円)で購入したアーティチョークの種。
ポット50個分撒きました。まだ残っています。

先月撒いた分はいまこのくらいの成長。

おおきくなあれ、おおきくなあれ!!

50株見事に成長した場合、一株から毎年5~10個のアーティチョークが収穫できます。
10年間で3000個のアーティチョーク。。。ふふ、鼻息があらくなります。ビジネスですよ、ビジネス!!

ちなみに昨年種蒔きした苗は、残暑厳しくおまけに水不足の夏の終わりに定植して、みーんな枯らしてしまいました(涙)。

アーティチョークで新ビジネスを目論む。。。



イタリアの食卓に欠かせない食材のひとつ、アーティチョーク。
生で食べても美味し、パスタにからめても美味しいし、パテにしてクロスティーニにしたり、グリルしてオイル漬けしたものを瓶詰めにして保存食にしたりと、何かと重宝するすぐれものです。

このアーティチョーク(カルチョーフィ)、一度株が根付くと10数年収穫できる多年草です。
しかも、株分けしてどんどん増やすこともできます。

どんどん増える・・・。カルチョーフィ栽培でニュービジネス?!

妄想を抱きながらさっそく種蒔きしてみました。
ちなみに、苗を購入すると一株2ユーロ位します。

写真は一昨年に買った苗を植えつけたものが、この春開花したところです。

ポットに撒いた種が皆無事大きくなるとしたら、カルチョーフィ畑に囲まれて~山積みのアーティチョークを瓶詰めにして・・・なんてうまくいくかしら。

giovedì 6 maggio 2010

fave ソラマメの出荷始まりました




Cari amici della Chioppodue,
anche quest'anno si comincia la raccolta dei baccelli.
Sono venuti molto buoni e abbondanti.
Assaporate le fave della chioppodue coi migliori pecorini!!

domenica 2 maggio 2010

semini in tasca ポケット育苗




安曇野の自然農法菜園アドバイザー、竹内あつのりさんのブログで伝授していただいた「ポケット育苗」。
実践してみました!
ちょうど体温が発芽適温の、ナスの種を湿らせたティッシュにのせ、ナイロン袋に入れて肌身はなさず2,3日。
こうして芽だしをしてからポットに撒いた種、その後2日くらいで順調に発芽しました。
小学生の息子、この方法がやけに気に入って、種を身につけて登校しました。
「ぼくのバンビーニ!(赤ちゃん)」
先生やお友達に見せたら、みんな驚いていたそうです。