martedì 18 maggio 2010

アーティチョークの育て方


フィレンツェ近郊バーニョ・ア・リポリの農家 パオロさんに、アーティチョークの育て方を聞いてみました。

多年草のアーティチョーク、暖かい気候を好み、厳しい寒さに弱いです。
水はけ、日当たりのとてもよい場所を好みます。


1)秋10月ごろ苗を定植。1メートル間隔
2)無事越冬した苗は、翌春ひとつぽっきり花咲かせます。
3)7月、干からびて枯れたようなアーティチョークを地面ぎりぎりで切りそろえます。
4)10月ごろ、また青々とした芽があちこち出てきます。一箇所に一株元気そうなのを残して、後は摘んで(カルドゥッチョと呼ばれる部分です)食べてしまいます。←おいしい食べ方訊き忘れてしまいました*汗) ちなみに、このCarducciで株分けすることができます。
5)越冬したアーティチョークは翌春沢山花を咲かせます。
  中央の一番大きい花はマンメ(お母さんたち)と呼ばれ一層重宝されます。
  ちなみにお母さんを早くに収穫すると、脇からぽつぽつ咲く子供たちも道連れに枯れてしまいますので要注意。

*カルドゥッチは、まずレモン汁(または酢水)につけてから、塩茹でして苦味を取ってから調理します。
ニンニクで香り付けしたオリーブオイルでいためて、トマトソースを絡めていただいたりするそうです。

こうして定植2年目以降、毎春新鮮なアーティチョークが楽しめるわけですね。
パオロさんは、「プリーレ、プリーレ」と連発してました。
株の周りをきれいにするのがポイントだそうです。

確かに、我が家のようにほったらかしにすると、2年目にはもうワサワサのアーティチョークジャングルになります。

さて、このパオロさん、実はバスの運転手をされています。
この辺りは農地を持って、別の仕事をしている人がとても多いです。
我が家のお隣さんも、お父さんは警察官(ヴィジレ)のキャリアだそうですが、休日は畑で汗を流し、オリーブの収穫時などは知人親戚集まって作業しています。
イタリア版「半農半X」ですか~。

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